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尾瀬「ブナ植林」ボランティア
期日:2004年5月26日
主催:東京電力
場所:尾瀬 戸倉の森

 ここ戸倉の森も、戦後建築用材の調達先として、沢山の樹木が伐採されました。伐採の後に植えられたのは成長が早い唐松などの針葉樹で、建築用材として期待されました。
 しかし、今日では唐松に対する建築用材としての期待・役割は無くなり、山を元のブナやクヌギ・楢などの広葉樹林に戻そうという運動が10年ほど前から始まりました。

 「守ろう水源の森 育てようブナの未来」をスローガンにした、東京電力主催の植林ボランティアに、私もオイスカの一員として参加しました。
 参加前にはつらい大変な作業を予想していたのですが、大勢のボランティアが賑やかに作業しますので、とても楽しく行えました。
 苗木や植え付けの道具、植樹する場所の下ごしらえなどは、東京電力により全て段取りよく準備されていましたので、私たちは穴を掘って植え付けるだけでした。また、賄いのボランティアが作ってくださった暖かい豚汁と持参したおにぎりで、美味しい昼食となりました。
 参加者は、初めての方、何回も参加している方など色々ですが、共通していることはみんな素人だと言うことです。
 植えた木がすくすく育つのを思い描く楽しみと、自分の中に森と自然を大事にする気持ちが新たに芽生えたような気がしました。
揚げられたスローガン 尾瀬林業職員の説明する注意事項を聞く
植林の手ほどき 1本1本心を込めて
植えられた苗木には全て目印の赤リボンがつけられる 終了後は班ごとに記念写真
 尾瀬へようこそ    オイスカ

 アルバム「尾瀬戸倉の森ブナ植林の旅」

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