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長唄「鷺娘」のあら筋と展開 2009年9月21日
 「鷺娘」は、鷺と人間の娘の両性具有の存在として描かれます。

 雪がしんしんと降り続く、一面の銀世界。
池のほとりの柳の木のそばに、蛇の目傘をさした白無垢姿の娘が佇んでいます。 この娘、実は鷺の化身なのです。

 恋に悩む女の苦しい胸のうち、男への恨みを踊りはじめます。
やがて町娘の姿で華やかな恋心を表現していましたが、恋に迷った娘は
いつしか白鷺となり、地獄の責めの苦しさに羽をはばたかせて苦悩し、
やがて力尽きます。

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