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2005年6月掲載 頑張る新潟 歌手も応援
提言25 ~被災者を無料招待 小千谷市で歌謡ショー~ 元相模原市議会議員
本間 俊三

 相模原は初夏でも、震災地中越はやっと遅い春を迎えた。雪解けとともに行政による被害調査が行われ、被害実体が次第に明らかとなりつつある。復興の中心はハード面では住民と公的機関になると思うが、福祉面では様々なボランティアの活躍が紹介されている。
 そのような中で、こんな企画が持ち上がった。被災地の人々を歌謡ショーに無料招待し復興の合間のひとときを歌で楽しんでいただこうというものである。
 概要はこうだ。
 【首都圏在住の歌手がノーギャラで出演を申し出た。その心意気に日頃から奉仕活動に理解のあるイベント会社(よみうり健康ニュース社)と旅行社(平成観光)が取り組んだ。イベント会社は歌手・司会舞台装置を取り纏め、旅行社は歌手と同行するファン・賛同者が乗るバスやホテルを手配。そして私は受け入れ先との連絡調整を担当した】
 受け入れ先は、小千谷市と決まり、地元青年会議所が窓口となった。社会福祉協議会ボランティアセンターも協力、地元企業日本ベアリングは立派な体育館を会場として提供してくれることになった。

憩いと勇気を
 避難所暮らしで娯楽の少ない毎日に、この歌謡ショーが憩いと勇気を与えることができるなら嬉しい。歌手は『新潟ブルース』の古都清乃、それに岩木淳等相模原の地元歌手10人。
 戦時中の慰問団は国営だった。今回は歌手の心意気に打たれた市民が準備を進めている。規模は国の慰問団に比べれば比較にならないほど小さいが、新潟が頑張っているから応援できるのかもしれない。
 *若干名の同行者募っています。詳しくは本間まで
   TEL042-747-1188


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