トップページへ戻ります。
JR町田駅南口発砲殺人立てこもり事件
発生日 : 平成19年4月20日
発生現場 : 相模原市上鶴間本町3丁目18
立てこもり住宅 : 町田市金森1丁目20 都営住宅

事件の概要
 4月20日、容疑者である暴力団組員の男(36歳)が、相模原市上鶴間本町のコンビニエンスストア前の道路上で、同じ暴力団組織に所属する男性(当時37歳)を射殺した後、事件現場付近にある東京都町田市の自宅(都営アパート)に立てこもった事件。

事件の経過(読売新聞より)
午前 11時 30分
ごろ
相模原市上鶴間本町のコンビニ前で、横山組員が銃撃される。現場から乗用車が逃走
32分 神奈川県警が逃走車両を広域手配
59分 町田市原町田の都営住宅前の路上で、警視庁のパトカーが逃走車両を発見。都営住宅に住む竹下組員の車両と判明
午後 0時 5分 町田署員が竹下組員宅に向かう途中、室内から2発の発砲。うち1発がパトカーに命中
10分 竹下組員宅から立て続けに2発の発砲
17分 5発目の発砲
19分 横山組員の死亡を確認
20分 住民の避難開始
33分 6発目の発砲
35分 都営住宅を取り囲む警察官らに、さらに2発の発砲
39分 9発目の発砲
1時 10分 警視庁第7機動隊の特殊急襲部隊(SAT)が到着。都営住宅周辺を300人以上の警察官が包囲
1時 過ぎ 金原組の組幹部らが駆けつけ、携帯電話を通じて説得を始める
3時 43分 竹下組員宅に捜査員が近づくが、引き返す
4時 30分
ごろ
説得役が金原組の組長に代わるが、携帯電話の電源を切る

参考
 JR町田駅南口には「たんぼ」と言われる、戦後間もなく出来た風俗街があります。
 当初は日本人女性が接客する特殊飲食街でしたが、近年では不法在留外国人女性による売春が行われるようになり、その背後に暴力団組織が暗躍していました。
 今回の事件も暴力団員同志のトラブルと言われておりますが、この地域一帯が犯罪の温床となっていることは警察も認めており、警察・相模原市・市民一体となった風俗街一掃運動が起きていました。

現場に到着したばかりのパトカー。発生初期は神奈川県警察が担当していたが、順次警視庁に交代していった。
報道陣で現場はごったがえす
中継車も到着
TBSのテレビ中継スタッフ
 地域防犯の功績が認められ表彰

 JR町田駅南口「不法風俗街」撲滅運動

 その後のJR町田駅南口

 民間交番オープン

 
民間交番サポート隊、青パト運行開始

(参考)動機を紹介した新聞記事


レポートメニューへ戻る     HOME