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2007年3月掲載

ほっとけない神奈川がある-2

提言45 ~相模原の未来~ 前相模原市議会議員
本間 俊三

県で3番目のスケール
 3月11日、相模原市はついに人口70万人をこえる都市となった。横浜、川崎に次ぎ、県内で3番目の規模。世帯数も3位で、面積ならば横浜に続き2番目の大きさだ。まさにその“スケール”は政令指定都市にふさわしいものとなった。
 私は昭和44年から相模原市に住んでいる。山形県鶴岡市から出てきたときは「工業都市」「ベットタウン」という印象があった。
みなさんは自分が暮らす相模原についてどんなイメージを抱いているだろうか? 遠方の知人に紹介するとき、どう話すだろう? 「相模川が流れていて、そこで毎年大きな花火大会がある」「駅ビルも栄えていて、買い物にとても便利」「国道16号沿いにたくさんのファミリーレストランがある」…。
これまではうまく説明し辛かったかもしれないが、これからは違うはずだ。

イメージが変わった
 合併によってこのほど、相模原市に5つの湖が加わった。また丹沢山地、秩父山地など、多くの山々も含まれるようになった。住民にとってはピンとこないかもしれないが、市外、県外の人から見たら、相模原市のイメージはガラッと変わったのではないだろうか。まさに「自然と都市が融合した街」。しかも県内3番目の規模である。
 市は3年後の政令指定都市への移行を目指すという。そこで我々はどうすべきか? 人口、面積はそれに見合うスケールになった。確かに合併の賛否はあるかもしれないが、端から見たらそのようなことはあまりわからない。“神奈川ナンバー3の都市”の住民として自信と誇りを持って暮らせる、そんな相模原を作っていきたい。


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