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2007年3月掲載

ほっとけない神奈川がある

特別意見 前相模原市議会議員
本間 俊三

本間としぞう3つの信条
(1)安心で安全、福祉の「神奈川」
(2)豊かな自然を育成する「神奈川」
(3)優しく・賢く・たくましい「神奈川」の教育

 (1)「安心で安全な暮らし」はどうしたら実現できるでしょうか?
私は7年間、町田駅南口にあった風俗街(田んぼ)の浄化活動に努めてきました。警察、市、地域が一体となり、地道に活動をした結果、ピンクの灯りは消えました。「不安を抱えながら生活する」。神奈川からそのような場所をなくすために、みんなが協力しあって努力すべきです。
 また、大地震などの災害が起きたとき、一番頼りになるのは「隣人」です。このことは私が実際、新潟中越地震のボランティアをして痛感しました。常に近所同士でコミュニケーションをとっておくことが大切です。設備面はもちろんですが、安全な街とは「災害に強く」あり、そのために地域の連帯は欠かせません。

環境も教育もほっとけない
 
(2)この冬を見てわかる通り、地域温暖化が進んでいます。我々に出来ることは何でしょうか?神奈川には素晴らしい自然があります。地域緑化、森の保全、水源環境の改善…。CO2の排出を抑えて、豊かな自然を残し、育てて行かなければなりません。

 (3)教育は学校だけで受けるものではありません。社会、家庭を含めて考えていく問題だと思います。いじめ問題には「家庭での優しさ」と「思いやりのしつけ」が大切ではないでしょうか。また、しっかりとした青少年教育が必要だと思います。もう一度「部活動」の役割など見直すべきです。“協調性・我慢・競争”など社会人になるために大切なことを学べるはずです。


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