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2003年11月掲載 不法風俗街の根絶に向けて
提言6 ~JR町田駅南口を明るく犯罪のない街に~ 元相模原市議会議員
本間 俊三
●概要
 私たちの街 相模原市には、JR町田駅付近に「売春街」と報じられている極めて風紀の悪化した地帯が存在しています。私たちの会は、地域の安全を守り、明るく安心して暮らせる生活環境を実現するために4年前から活動して参りました。

●売春街はいつ頃からあったの?
 「田んぼ」だったこの地域に、戦後まもなく澱粉工場が出来た。この工場が廃業し跡地に「特飲街」が許可され、しばらくは飲食街として近隣住民を対象に営業が行われていた。それが何時の頃からか飲食店を装った外国人による売春が行われるようになり、98年のピーク時には店舗数も83軒になった。

●警察の取り締まり
 放っておけなくなった神奈川県警が99年に「売春店舗の一掃捜査本部」を設置し、三次に及ぶ取り締まりにより82名を検挙した。ここで店舖数は20店舗に減少し00年には12店舗まで減少した。

●このタイミングを逃すな
 00年1月、相模原南防犯協会会長・近隣自治会長・青少年健全育成協議会長に呼びかけ、JR町田駅南口を明るく犯罪のない街にする有志による連絡調整会が結成された。協力団体を募り36の団体が協力支援団体として名乗りを上げた。自治会・学校・PTA・青少年指導員協議会・少年補導員連絡協議会・子ども会育成会連絡協議会・防犯指導員連絡協議会などである。

●放っておけない事態
 全国の売春組織が様々な犯罪の温床になっている現実、そこに流れ込む莫大な資金が裏の組織の活動資金となり、警察に匹敵する力を持つことも予想される。ここ数年急激に犯罪が増加している反面、犯罪検挙率は平均で20%まで低下した。放っておけない事態である。
【現場視察の模様】
【風紀改善啓発活動】

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